水出しの煮干し(いりこ)出汁と、煮出した二番出汁
日々のつぶやき / 投稿日: 2019.01.08
煮干し(いりこ)出汁、今回は2種類の方法で取ってみて違いを比べてみました。
まずは水出し。
頭と内臓を取り除いた煮干し(いりこ)15gと、水600mlを合わせて冷蔵庫で12時間置いておきました。(色の違いがわかるように白い容器に入れています)
12時間後、冷蔵庫から出して茶こしで漉したら、水出しの煮干し一番出汁の完成。
さらに、この水出しのいりこ出汁を取り終わった後で、煮出して二番出汁もとる事に。
鍋に水出し後のいりこと700mlの水を入れて中火にかけます。沸騰直前まで温めたら、煮立てないように煮干しがゆらゆらするくらいの火加減(弱火)を保って7分煮出します。途中、アクが出たら丁寧に取り除いて。
弱めの火でも、煮出しているときはこんなに蒸気が上がっています。
実際、煮出した後に漉した二番出汁を計量したら700g(ml)入れた水が607g(ml)まで減っていました。100g(ml)近く蒸発した事になりますね。煮出して出汁をとるときは、蒸発してしまう分のことも考えて多めの水で取らないとですね^^
右が水出しの煮干し一番出汁。(水の量600mlに煮干し15g)
左が水出し後の煮出した煮干し二番出汁。(水出し後の煮干し15gに水700mlを加えて沸騰後7分煮出したもの。)
どちらもおよそ600mlの出汁が取れました。
ぱっと見、やはり右側の一番出しの方が色が濃く澄んでいますね。
水出しの方は煮出してないので香りが立つという感じではありません。
でも、水にはしっかりと煮干しの味が出ています。
水と一緒に冷蔵庫に入れておいただけなのに、色もこんなにしっかり出るものなのですね〜!
奥の二番出汁に比べると、やはり色が濃く澄んでいます。
煮出して取った二番出汁に関しては、ものすごく強く香りを感じられます。
やはり煮出すとしっかり出汁が出るんだな〜という印象です。
出汁がちょっと濁ってますよね。しっかり出し切った感じ^^
味の違いを確かめようと、調味せず両方を飲んでみました。
水出しの方はすっきりとした中にも強い旨味を感じました。
煮出した二番だしも味はしっかり煮干しの旨味を感じられましたが、水出しの方が上品という感じですね。(あくまでも私個人の感じ方ですが^^)
どちらの出汁も美味しかったので、普段味噌汁を作ったり煮物に使ったりする分には二番出汁まで取ろうと思いました!そのほうが無駄がないですもんね〜!
今日は、水出しの煮干し一番出汁で、大根とネギ、スナップエンドウとお揚げと豆腐のお味噌汁を作りました。
本当に美味しいですね〜♡出汁の旨味をしっかりと感じられる!!!
お揚げが入るとコクも出るし、スナップエンドウが味のアクセントにもなります。
この組み合わせ、すごくオススメです。
始業式から帰宅した次女との昼ごはん。
長女のお弁当のおかずの残りとか、常備菜などの寄せ集めのご飯だけど、お味噌汁に時間と手間をかけてたので、とってもご馳走に感じました。
煮干し(いりこ)のお出汁、これからは水出し一番出汁→煮出し二番出汁と二回取るのを定番にして、日々のお味噌汁作りに活用しようと思います。
次回は、さらにここに昆布を加えて、出汁の仕上がりや味の違いを調べてみます。
美味しいお味噌汁、それだけで幸せです^^
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にぼし(いりこ)の出汁で味噌汁作り
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