もっと気軽に作る!きんかんの甘露煮
日々のつぶやき / 投稿日: 2018.12.04
きんかんの季節がやってきました。
毎年必ず作る【きんかんの甘露煮】ですが、丁寧に作るとちょっと手間がかかります。
もちろん、だからこそ宝石のような輝きと美味しさが生まれるんですけど^^
ただ、近年のきんかんは品種改良が進み、昔に比べるとそのままでも美味しく食べられるようになりました。
そこで、もっと気軽に作ってもらえるよう、作り方を簡略化したので紹介します。
この作り方でも、とっても美味しくできるのでご安心を♪
◆気軽に作るきんかんの甘露煮◆
材料はシンプル!きんかんと砂糖と水があれば作れます。
きんかん 300g
砂糖(粗精糖) 150g
水 かぶるくらい
今回、砂糖は粗精糖と呼ばれるものを使用しました。最近気に入ってよく使っているのですが、種子島のサトウキビから作られたお砂糖なんです。
とってもコクがあって、美味しいので料理(特に煮物や煮つけなどにおすすめ!)にも愛用しています。
お砂糖は、少し色が濃くなってしまいますが、きび砂糖などを使っていただいても構いません。
グラニュー糖を使えば、すっきりとした甘さに仕上がります。お好みでどうぞ^^
きんかんは、水でよく洗ってヘタの部分を取り除いておきます。
通常のまんまるい甘露煮だと種取りがちょっと大変な作業なんですね。切り込みを入れてそこから中の種を取り出すので、手探り状態というか(笑)
なので、そこをちょっと簡単にやっちゃいます!
半分にカットして、竹串などで種を取り出す!!これが早くて簡単^^
的確に種を取り出せるのでストレスフリーです(笑)全部やっても数分で終わりました^^
通常ならここで、茹でこぼす作業をするのですが、今回使った宮崎の金柑【たまたま】は、そのまま食べてもえぐみ・苦味などをあまり感じなかったので下茹でせずに作ってみることにしました。
鍋にきんかんと砂糖を入れます。
きんかんの重量の50%の砂糖で作ります^^
これが粗精糖。ほんのり茶色でしょ?すごくコクのあるいい香りがするんですよ。精製してないのでサトウキビの天然成分がそのまま残ってるんだそうです。
かぶるくらいの水を入れます。
まずは中火で、煮立ったら火を弱めて弱火で蓋をしてコトコト煮ていきます。
蓋は少しだけずらして吹きこぼれないようにしてください。
30分ほど弱火で煮てると、少しずつトロミがついてきんかんがツヤツヤして来ます。
途中でアクが出たら、その都度ていねいに取り除いてくださいね。
火を止めて、そのまま冷まします。
そのまま一晩置いたら、馴染んでこんなにいい感じに^^
いつもより随分と短時間で出来上がった、きんかんの甘露煮。
まん丸ではないけれど、ツヤツヤで宝石みたいなのは変わりません♡
さすが、そのまま食べても美味しい宮崎きんかん!
もう、これは高級和菓子のような、そんな仕上がりです。
お茶請けにじっくり味わって食べる、そういうのが良く似合います^^
我が家は長女がこの甘露煮の大ファンで、今年はまだ作らないの〜?と少し前から催促されていたので
今朝、朝食後に出すとすごく喜んで、パクリ!!と食べて美味しいー!!と絶叫(笑)
ちょっと喉が痛いな〜とか、イガイガするな〜って時に食べると
その違和感が和らいで気にならなくなるんですよね。
シロップをお湯割にするのも美味しいし♡
だから、寒い時期には欠かせないんです^^
シロップに浸るようにして3〜4週間冷蔵保存可能です。(砂糖の量は減らさずに作ってね)
長く保存したい場合は、シロップごと冷凍する方がおすすめです。(3ヶ月ほど冷凍できます!)
今回はスーパーでも手に入れやすい少量の300gのパックで手軽に作りました。はっきり言って手軽に作ったとは思えないくらい美味しいです。
みなさんにも作ってもらえたら嬉しいです。
おせち用には、いつもの、もう少し丁寧なこのレシピ↓でじっくり大量に作ろうと思います。
【きんかんの甘露煮】
愛用品のキッチングッズや調味料・器などをコレクションしています。
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