すし揚げの上で菜箸を数回力を入れて転がし、真ん中でカットして袋状に開く。すし揚げはサッと湯通しするか、熱湯を回しかけて油抜きする。粗熱を取って両手で挟むようにして水気を絞っておく。

フライパンに●とすし揚げを入れる。落としぶたをして、揚げに照りが出るまで中弱火で15分ほど煮含める。煮汁につけたまま冷まし、味をなじませる。（冷めていく段階で味がしっかりしみ込んでいきます）（一晩寝かしてもOK！）

この状態で小分け冷凍も可能です。（汁気を絞らずに数枚ずつラップをするか、冷凍可能な容器などに入れて）

米を研いで炊く。炊き上がったら市販のすし酢を加え、切るようにして混ぜて冷ます。（うちわなどで扇ぎながら冷ますと米にツヤが出ます）

汁気を絞ったすし揚げに、酢飯を詰める。先に軽くすしめしを握ってから、揚げの角っこまでお米が入るように指でぎゅっと押し込んで詰めると綺麗に仕上がります。

米２合だと、結構しっかり詰めてちょうどいい感じですが、一個がずっしり重くなってしまうので、すこし少なめで詰める方が子供には食べやすく、ふんわりとしたいなり寿司になります。詰めるすし飯の量はお好みで調節してください。

お弁当にもぴったりの、ミニサイズのいなり寿司です。甘めのお揚げと酢飯の相性が良く、パクパクとつい手が伸びてしまいます＾＾遠足や運動会、行楽のお供にもどうぞ♪

ポイント
●すし揚げは湯通しか熱湯をまわしかけて油抜きをすることで、油臭さが取れて美味しく仕上がります。面倒な場合は水に濡らして軽く絞ったキッチンペーパーに挟んで耐熱皿に乗せて電子レンジで30〜４０秒ほど加熱したのでもOK！
●揚げを煮るときは、あまり煮詰めすぎてしまわないように注意！冷ましていく段階でしっかりと味が染み込みます。
●すし飯を詰めるときは、揚げの汁気を絞ります。あまり絞りすぎてカスカスにしてしまうと美味しくないので、適度に絞ってください＾＾
●煮たお揚げは冷凍しておくことも可能です。（３〜４週間）うどんやそばのトッピングにするのもおすすめ！
●すし揚げは三角になるようにカットするのも可愛いですよ。
●すし飯に色ごまを加えたり、紅ショウガやミョウガを刻んで混ぜ込んで作るのも美味しいです。