ゆで卵の作り方と、ゆで時間による卵の黄身の状態の変化
ゆで卵は人それぞれ茹で時間の好みが違いますよね。毎回自分好みの硬さに茹でられないという方にオススメの方法を紹介します。水から茹でるのではなく沸騰後の熱湯で茹でることで、時間が計りやすくなるんです。殻がむきやすくなるコツも合わせて紹介します。
ゆで卵の作り方(1)
ゆで卵は、丸みのある方に穴を開ける。(100円ショップに売ってあるグッズを使えば楽にできます。なければ安全ピンでやってもいいですし、台に軽く打ち付けてヒビを入れるのでもOK。これをすることで、茹でた後に殻がツルンとむきやすくなります。)
鍋にたっぷりのお湯を沸かす。ボコボコと沸騰したら、卵を優しく入れる。ここから好みの時間計ってください。(ゆで時間については下で解説します)
ゆで卵の作り方(2)
茹で上がったら冷水に取る。(氷水だとより良いです)殻にヒビを入れて、水の中でむいていく。(水の中ですることで、殻と卵の間に水が入り、綺麗にむきやすくなりますよ)
卵をカットするとき、包丁だとどうしても黄身が包丁にベトっとくっついてしまいやすいのですが、ミシン糸をぐるりと一周巻きつけて引っ張るようにして切るとスパッと綺麗にカットすることが出来ます。
茹で時間による黄身の状態の変化
●沸騰後6分→黄身は固まらずトロトロの半熟卵の状態。
●沸騰後8分→黄身全体がしっとり柔らかい状態。
※写真はクリック(タップ)すると拡大表示されます
●沸騰後10分→黄身は全体的に固まっているが中心がしっとりとしている
●沸騰後12分→黄身全体がしっかり固まって固茹での状態
水からゆでる場合は、火加減などによっても沸騰するまでの時間に差が出るためゆで時間を計るのが難しいのですが、それに比べて、沸騰後に茹でる方法だと時間を計り始めるタイミングがわかりやすくなるので、誰でも毎回同じように好みの状態に茹でやすくなると思います。この時間の表を参考にしていただいて、ぜひ自分好みの茹で加減で作ってみてくださいね。
※卵は常温に戻したものを使用しています。冷蔵庫から出したてのものでも同じようにやってみましたが、結果はほぼ同じでした。どちらでやってもいいと思います。ただし、冷蔵庫から出したてのものでやると、急な温度の変化により卵に大きなヒビが入ってしまうことがあり、そのヒビから白身が流れ出てしまったりという現象が起きるので、綺麗に茹でたい場合はやはり常温に戻したものを使う方がいいと思います。どちらでもお好みで^^