さつまいもは皮を厚めに切り、２ｃｍ厚さにカットする。水が白く濁らなくなるまで数回水洗いする。たっぷりの水にさらし、10分ほどおく。

くちなしの実はだしパックなどに入れて麺棒などで砕く。袋が破けたら入れ替えて。

※くちなしの実はスーパーやデパートの乾物コーナー、スパイスコーナーなどに売っています。

鍋にさつまいもの水を切って入れ、くちなしの実をいれたらかぶるくらいの水を入れて沸騰後15～20分茹でる。竹串がスッと通るくらいまで柔らかくなったらゆで汁を少しだけ残して捨て、鍋の中でサツマイモをマッシュする。(あとで水分調整（固さ調節）をしたい場合は茹で汁は捨てずにとっておくと良いです。)

●の調味料を全て加える。中火にかけ、ぽってりとするまでヘラで練る。（あまり水分を飛ばすと冷めたらぱさつくので緩いくらいでOK）我が家はここでラム酒も加えます。量はお好みで。入れるとグッと洋風な味に変身します！

最後に栗を加えて全体を混ぜる。

あら熱が取れたらバットに詰め、ピッタリとラップを密着させて覆い冷蔵保存。空気が触れにくい状態で保存します。（3〜4日）冷凍保存も可能です。（3〜4週間）

市販のものに比べて甘すぎずお芋のホクホクも感じられる我が家の栗きんとん。お茶請けにもピッタリです。ラムの香りがする栗きんとんはスイーツのようでとても美味しいです。

ポイント
●さつまいもの皮のすぐ下には繊維質が多いので、皮を厚めに剥きます。
●くちなしの実は私は毎年デパートの地下の乾物などを売っているコーナーで買います。色鮮やかになるので是非使って欲しいです。
●あまり砂糖量を減らすと保存期間が短くなります。
●さつまいもの茹で汁は取っておいて最後に固さ調節をするのに使用してもOK！
●栗は小さく刻んで混ぜこんでもOK！
●おせちに限らず、普段のお弁当のおかず（デザートがわり）にもオススメ。
●栗の甘露煮はシロップごと使うので、出来るだけ国産のものを使用するのをオススメします。

●余った分はパイ生地に包んでスイートポテトパイにしたり、蒸しパンや肉まん生地に包んで蒸しておやつにしたり。茶巾にしてちょっとシナモンをふりかけてお茶菓子として食べてもおいしいです！